Nissan Heritage Car Collection
    SHORT STORY


日産グループCカーの歴史

80年代半ばになると、グループCカー(プロトタイプカー)で世界選手権が戦われるようになり、日本でもスーパーシルエット(グループ5)に代わるレースとして盛んになりました。
日産は、有力チームへの技術支援という形でこのカテゴリーに参加するようになり、スーパーシルエットで培った大排気量ターボマシンの技術をベースにCカーの開発に着手しました。最初のCカーは国産シャシーのルマンLM03Cがベースでスカイライン(長谷見)、シルビア(星野)、フェアレディ(柳田)が参戦。その後、シャシーが英国マーチ製となりWECジャパン'85でシルビアが初優勝。'86年にはルマンにも初挑戦しました。シャシーがローラ製となった89年からは世界選手権にも参戦し、最高2位の成績を残しました。'90年にはシャシーを含めてすべてが日産設計となり、国内選手権で3連覇('90〜'92年)を達成しました。




ニッサン フェアレディZ・ターボC。初期('83年)は、国産のルマンLM03CにLZ20Bターボを搭載
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